プロローグ 不幸と奇跡は紙一重

8/8
前へ
/233ページ
次へ
と言う訳で、魔術など一度も使ったことのない平々凡々の俺は、何故か今この高校にいる。 ここは魔術教育のエリート校。おそらく幼い頃から魔術の英才教育を受けた生徒が多いんだろうな。見るからに『金持ち』が入る高校だ。オレは特別入学生だからそこまで金はかからないが、それでも……。 「ふぅ……」 小さく息をつき、周りの生徒達と同じように校舎へ歩き出す。 さてさて、どうなることやら。
/233ページ

最初のコメントを投稿しよう!

77人が本棚に入れています
本棚に追加