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「警察だなんて、大袈裟だな。ちょっと友達とカラオケ行ってただけだよ。ママにメールしたでしょう」
「メールなんて、誘拐犯でも打てる」
「もうバカバカしい」
「すみませんでした。俺が誘ったんです。こんなに遅くまで付き合わせて、すみませんでした」
「君は確か…家の本屋でバイトしてるよな。花菻高校の生徒。我が校の一年生、葉月と交際しているんだよな」
「違います。交際はしていません。彼女とは幼なじみです」
「怪しいもんだ。正門でイチャイチャしていただろ。愛梨奈帰るぞ。それと、君、もう愛梨奈を誘わないでくれ」
「パパ、どうしてそんなこと言うの。石田君に失礼だよ」
星野がお父さんの袖を掴む。
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