★紺☆

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「茶髪にピアス、そんな男が信用出来るか。顔がいいからって、調子に乗るなよ。俺の方が若い時はイケメンだった」 「茶髪とピアスをやめたら交際を認めてくれるんですね?」 「あはは、ムリムリ。丸坊主にでもすれば別だけどな。君にそんな勇気はないだろう。とにかく君も早く家に帰りなさい。ご両親が心配するだろう」 「わかりました。丸坊主にすればいいんですね」 「まだ言ってるのか?君には無理だよ。早く帰りなさい」 「失礼します」 俺は星野のお父さんに、頭を下げ、そのまま家まで猛ダッシュで走った。 丸坊主、くそっ、坊主にでも何でもなってやる。 家に帰り勢いよく玄関を開けた。 「お袋!バリカン、バリカン貸せ!」
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