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あの日の記憶が蘇るような
触れて織り成す体感が
通り抜けたその躍動が
取り返す当てもなく
絡まった局面の今
確かな場所で発揮した
吐息のような刺激
瞬く希望に揺らいでいた
歪んだ車輪の煽動に沿って
最低の先のイメージを
どうかその目を閉じる前に
listen to the band
目の間の髪を指に絡めて
狂ったように貪欲になっても
それが虚しさと語らう理由
解れた糸に構う余裕もなくて
確かに希望を感じていた
光の乱れる4階で
部屋の隅 に踞っていた
どうかその目を閉じる前に
listen to the band......
重なり合ったら眠るから
夢で見た詩を朗読して欲しい
朝陽の中でもう一度
君を見ても良いかい
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