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『駅前の喫茶店で。19時に』
遠距離恋愛の彼、清水淳平を待つ喫茶店の窓から見えるのは、クリスマス仕様の街並み
イルミネーションがキラキラしていて、心が踊る
そろそろクリスマスプレゼントの準備を始めないとなぁ…
なんて思いながら、窓の景色を見入っていると
すすり泣く女性の声が後ろから聞こえる
「……泣くなよ……」
「……ヒック…だって…、いや…」
「…………」
「……別れ……ウッ…く…ヒック…ない…」
―――別れ話だ
なんか、気まずい‥‥
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