その2

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夏休みが終わりしばらくしてから電話がかかってきました。 相手は妹の学級担任からです。 また騒いだのかとため息をついて出た電話の話は家庭科の教員からの謝罪でした。 どうやら汗で所々滲んだのを涙と勘違いしているらしく、食べ物ではなく縫い物などの選択肢を与えればよかったと。 妹の実力を知っていてこの課題にしてしまい、犠牲になった私にとにかく謝りたかったそうだ。 先生、1つだけ言わせてください。 妹は裁縫もできません!!
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