その3

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それは私が仕事で遅くなるのでそのまま泊まることにしたときのことです。 未成年で学校に行きながら掛け持ちのバイトと家事をするのは特に苦にはなりませんが、姉弟の世話がやはり負担でした。 今日はもう早く寝たいという気持ちから、近くの母の仕事場その1の裏方で寝ていました。 すると電話が立て続けに鳴り始めます。 充電器に挿しっぱなしなので電池が切れることはありません。 着信音は某非公開の梨の妖精のヒャッハーッ!連呼です。
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