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「そう?
ならよかった」
リンは眉間のしわを消し
パッと花が咲くような笑顔を見せた
「心配してくれてありがとう
急な話だったのにここに来るのを
許してくれて本当ありがとう」
嫌だという思いがばれなかったことに
内心かなりホッとしながら
とりあえず話を繋げる
「いいのよ
サラは私の大事な娘なんだから
……でもいいの?
あなたこういう雨や霧が
多いの嫌いでしょ?」
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