目覚めの時

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エルザ「いつ見ても可愛らしい魔装ね?」 クスリと笑って矢を放つ! 「そんなものは…効かない!!」 自信を持って言い張るグレンに対し、 エルザ「それはどうかしらね?」 まっすぐ突き進んだ矢は…いとも簡単に魔装を砕き、グレンの左肩を撃ち抜いた! グレンはあまりの痛みにその場に倒れる。 シルトは駆け寄ってエルザに訪ねる。 「エルザ~、エルザ~。この人って男なの?女なの?」 エルザ「見てわからないの?男で巫女服なんて来てたらそれこそ… ただの変態よ。」 カエサルはニヤついている♪ エルザ「この娘…【奴隷商】に引き渡したらいくらなの?カエサル。」 「え~とな、神の末裔だし、切り分けたら…1部位につき1500万Cかな。 でも・・・。」 カエサルはシルトにグレンの着衣を剥ぐように指図する。 シルト「・・・カエサルの変態。」 カエサル「なっ!?俺が変態...だと...。俺はただ、好奇心じゃなかった~ 値札を詳しく決める為に…。」 シルトは目を丸くして、 「やっぱり~、変態だと思うな~♪」 エルザ「カエサル…。で、どうなの?」
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