目覚めの時

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カエサル「うん。シルト、イクシオンに吊るさせて、微弱電流を!」 ビリビリビリビリ~!! グレンは体を駆け巡る電流に、悲鳴をあげる! グレン「これから…何をするつもりだ?」 カエサル「決まってるだろう♪こんな上玉久しぶりなんで… 品定めの最中だよ…。良かったな、もうすぐお前の買い取りが来るだろうぜ? 【蓬莱天姫】のグレン・レノアール様よぉ♪」 グレンは今、着衣をズタズタに裂かれ…非常にきわどい事に顔を歪ませる。 グレン「こんなことして…ただですむと思うなよ!!」 カエサル「あのな…立場上、国家法に基づいた行動してんですよ…俺達。 ブリーダーとして人類以外を助けてるんすよ♪」 その時、グレンの頭の中に声が…。 ?(直ちに…その場を離れろ!これから【絶対的な死】が訪れる。 早く逃げるのだ!) シルト『あー、もう。うるさい!』 シルトが癇癪を起こすと同時に…イクシオンがグレンの腹をその角で貫いた! ブスっっ!!! 「う、うああ…くっ.....かはっ…。」 血を吐きながら悶え苦しむ。 やがて、グレンの血は溢れだし…体が冷えて意識が遠退いていく。
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