目覚めの時

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エルザ「....行きましょ♪」 カエサルは残念な顔をしながら、シルトを宥めて撤収していった。 あとに残されたのは… 血にまみれて悶える、独りぼっちの少女の呻き声だけだった…。 ふと、冷却装置のロックが外れ…白い煙が吹き出て誰かが出てくる。 ?『全く、黙って見てりゃ…1000年後のジェネラスは社会的にも人間性にも荒廃した世界。 んで、忠告を聞かないバカもいるし…。(グレンを見下ろす) 昔の仲間の子孫は…敵。散々だよな♪』 グレンはとっくに意識を失い死にかけている。 『やれやれ、ここは拓哉の顔を立てて…。』 グレンの指を掴むと…魔方陣を書く。 血で書かれた魔方陣の上には横たわるグレンと翡翠のペンダント。 ?「これでよし。 俺は契約する…全ての敵を捩じ伏せ…ルシウスを殺すその時まで…娘の命を我と繋ぐ!! 俺はデルト=グリッドとして生きることをこの場で誓おう。」 魔方陣はグレンの中に刻まれ、彼はグレンと口づけを交わす。
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