目覚めの時

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ただし、デメリットがある。 【契約者は魔力を供給しなければならない】といこと。 それがバハムートやフェニックスのような大型であればあるほど難しくなる! 「貴方の名前を教えてくれない?」 『お前が名乗れ!』 「わたしは【蓬莱天姫】のグレン・レノアールです。先代の神王の意志を継ぐ巫女です。」 『ご丁寧に。』 『俺の名前は、デルト。【終焉を招くモノ】と呼ばれた力の具現龍だ。 種族はバハムートラグーン。よろしく』 私は驚きを隠せない…。何故なら…バハムートの上位種族の頂点に位置する龍だからだ! デルトは私に近づくと、囁く。 『そろそろ、目を開けたらどうだ?』
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