エピローグ

5/6
前へ
/150ページ
次へ
ジェネラスは1000年の時の中で人種以外を隔離し、国を作っていた。 そんなとある町には今日も連行者のあとが絶えない… 『誰か!誰でもいい!助けてくれっ!!』 獣人の男は叫ぶ! その手の中には…1人の男の子が苦しんでいた。 ひどい高熱を出している! だが、町の中は静かだ。 何故なら…人間以外を助けると 罰が降るからだ! そんな時、背後から声がする。 ?「その腕の子供をこちらに渡して、おとなしく拘束されなさい!」 男「駄目だっ!お前らに渡したら…俺の息子のように死ぬ!」 背後の声はクスリと笑って歩いてくる。 「私達にいくらたてついたって無駄よ?」 町の外灯が写し出した姿は…1000年前のマルタそっくりの少女だった。
/150ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加