雪人side

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五年前に俺は零さんに拾われた。零さんはとても優しくしてくれて学校にも通わせてくれた。 零さんと過ごしていて自然と零さんのことが好きになっていって片思い出いるのがつらくて気持ちを伝えた。 その時零さんも俺と同じ気持ちだって知って嬉しかった。それから俺たちは恋人同士になった。もちろん零さんと何回もねた。零さんはいつも俺を満たしてくれた。でも、不安でもあった。 そんなある時、学校の帰りに近道の路地裏を通って帰っていた。 何やら悲鳴のような声が聞こえ声がする方へ行ってみると真さんが銃を持っていてその銃向く先には零さんと何回か話していた人だった。 俺は陰に隠れて様子を見ていると零さんが現れた。 「お許しください!どうか、この通りです」 「これ以上、こちらの情報を漏らされては困るから生かしておく訳には行かない」 零さんはとても冷たい顔をしていた。見たことのない顔で怖かった。 「いいのか!あんたが大切にしているあの男が危険な目にあっても!」
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