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零さんは俺に気がついたけど無視して車に乗ってしまった。
どうして.....neitoさんが言っていたのは嘘だったってこと?本当はもう嫌われて......。
「結局、霧生の元に戻ったんだ」
後ろから声がしたので振り返ると龍さんがいた。俺は龍さんから少し距離をとると笑われた。
「どうして笑うんですか!?」
「雪人くんが馬鹿だから」
馬鹿って.....
「どうしてですか?」
「霧生に無視されて傷ついて悲しんでるからね。それで悲劇のヒロインみたいな面をしている」
龍さんの言葉一つ一つがかんに障る。
「俺は....好きだったのに、でも零さんは違ったんだ。」
「だから馬鹿なんだよ。僕が思うに一番傷ついているのは霧生だよ。君は何も悪いことはしていないって言い切れるの?
まぁ、僕には関係ないことだけど....霧生が興味のない奴なんて価値無いし僕は帰るよ」
そう言っていなくなってしまった。僕はいつ零さんを.....そういえば喧嘩で巻き込まれたとき零さんが助けてくれたことがあった。
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