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ーカチャッ
静かな音を立て、ゆっくりと扉が開いた。
すると淡い蒼色の髪を、肩まで伸ばした。
お淑やかな、そして可憐な美少女の姿が。ー眩しい光を浴び浮かび上がる
少女はカバンを持ち今日も学園へと向かう
ふう、いい風ね~私は全身にその風を受けている
それになんていい天気、今日もまた暑くなりそうね
朝の開店準備で賑わいを見せるいつのも風景
パン屋のおばさんに、にっこりと微笑み挨拶を交わす
ー忙しく皆が行き来する街並みを、私は学園目指し、ゆっくりと足を進める
私が通う学園は一般の普通科と冒険者を育成する特殊科ってのがあります
冒険者ーそう私達の住む世界には魔物が多く生息しています
街から街への移動を武装もしない普通の人が行こうものなら、即魔物の餌食、
ー移動する時は護衛の冒険者が付いた馬車がお勧め
えっ、自動車はって? なにそれ、この世界の乗り物と言ったら馬車よ
結界外を走る馬車と街中の馬車はだいぶ違うけどね。
街中(小型でう~んそうね小さなバスかな)結界外(装甲車)って思い浮かべて。
ん? 結界ーーうん、結界のことはこのあと話すから待ってて。
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