-an introduction .-

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…夢を見るんだ。 ライオンみたいな金色の髪と、低い声……。 僕の頬を撫でる手はゴツゴツしていて、凄く大きくて。凄く、優しい。 凄く懐かしくて。凄く、切ない夢。 僕は、どうしようもなく苦しくなる…。 最後はいつも、今にも泣き出しそうな声に手を伸ばして…。 深く、深く。 沈んでいくんだ、息ができない程に…。     
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