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女の子「お兄ちゃん、私が見えるでしょ？」
俺「ああ。見えるよ・・はっきりと。」
女の子「パパとママに会いたいのに、
ここから動けないの・・。」
俺「ここで亡くなったら仕方ないんだ・・。」
女の子「いや！！私はパパとママの所に行くの！
行き方教えてよ！」
俺「そんな方法はないんだ・・。」
女の子「ならお兄ちゃんの身体・・貸して！！」
うわ！何だ？このすさまじいパワーは？！
桜「ぐずぐずしてると、乗っ取られる！」
どうしたらいいんだ？！
桜「さっきの感覚を思い出せばいい！」
俺は焦る気持ちを抑えて、
桜と呼吸を合わせるようにした。
女の子に手をかざそうと思っても、
腕があがらない！？
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