1人が本棚に入れています
本棚に追加
「もう!そーってばお母さんみたいなんだもん!いや、お母さんいないけどさ!」
もうちょっとコロちゃん見習えないかなー…、なんて言いながらコロちゃんの家に向かう。
(ピーーンポーーン)
ドアチャイムを鳴らすと、すらりとした女の子が出てきた。
黒くて長い髪の毛、前髪は切りそろえられている。
いつも着ている和服姿にはいつも見惚れてしまう。
「あれ…なんか私より説明文多くない?」
「そー、うるさい。」
「お早いのですね?シオン」
「ふふっコロちゃんだって早いじゃない」
そういえば、コロちゃんというのはもちろんあだ名なのだが、本名
絞殺茜音(こうさつあかね)。殺から取ってコロちゃん。殺せんせ〇とかではない。
「今日は私の実家にでも行きますの?」
「良いの!!?」
「シオンが私の事好きな理由はそれじゃなくて?ふふっ♪」
最初のコメントを投稿しよう!