第2話

2/2
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
「もう!そーってばお母さんみたいなんだもん!いや、お母さんいないけどさ!」 もうちょっとコロちゃん見習えないかなー…、なんて言いながらコロちゃんの家に向かう。 (ピーーンポーーン) ドアチャイムを鳴らすと、すらりとした女の子が出てきた。 黒くて長い髪の毛、前髪は切りそろえられている。 いつも着ている和服姿にはいつも見惚れてしまう。 「あれ…なんか私より説明文多くない?」 「そー、うるさい。」 「お早いのですね?シオン」 「ふふっコロちゃんだって早いじゃない」 そういえば、コロちゃんというのはもちろんあだ名なのだが、本名 絞殺茜音(こうさつあかね)。殺から取ってコロちゃん。殺せんせ〇とかではない。 「今日は私の実家にでも行きますの?」 「良いの!!?」 「シオンが私の事好きな理由はそれじゃなくて?ふふっ♪」
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!