第3話 迷宮~ラビリンス~

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迷宮~ラビリンス~ 努力なんて もう 聞き飽きた。 つまらない毎日 絶望しかない世界 必死に繕う表面 生きることを諦めきれないのに どうしろっていうのさ 毎日同じこと繰り返して 自分の世界に 閉じこもる あぁ すべてを 放り投げて 頭の中 カラッポにできたら。 もう、どうしようもないよね 頭の中は グルグル 脱け出せない迷宮 もう全部 投げ捨てちゃって いいじゃないか。 それを拒否する 権利なんてどうせ持っていない 親だから、年上だから、 そういうのって、 もうどうでもいい。 いつから、こうなった? 確かな日なんて 憶えてないけど そう。きっとあの頃から。 リセットボタンは どこにもありませんが 終わらせることなら できるでしょ。 きっといつでも 嫌われて いつだって信じてくれる 人はいなくて <誰が、信じてくれますか。 誰が、見てくれますか。> 比べられることには なれた。 出来が良いとか悪いとか。 そんなの 言われなくても 分かってる 所詮 自分はじぶんで。 努力なんてくだらない 努力は才能には勝てなくて。 誰も見てくれないなら。 誰もわかってくれないなら。 「ここにいる、意味は なに?」 どうせ、誰も 知らない。 努力なんて もう 聞き飽きた つまらない毎日 絶望しかない世界 必死に繕う表面 死ぬことも選べないのに どうしろっていうのさ 同じ行動 繰り返す日々 いつもと違う日。 あぁ すべてを 放り投げて 頭の中 カラッポに できたら。 もう、どうしようもないよね 疲れちゃって やめられなくて 頭の中は 脱け出せない迷宮 コトリ、ひとつ 何かが落ちた たったひとつ なくしてしまえば 崩れていくのは、 壊れるのはカンタンで 幻のように、全てが消えてゆく 手を伸ばしても空を掴むだけ 中身なんてなかったのさ 取り繕った表面しかない自分に やっと気が付いた 本当の自分はドコ、 生きる意味はナニ 理由も分からずに 生きてゆくの?死んでゆくの? 心の中に''なにか''がいる気がした ずっと昔に閉じ込めたはずの 自分が叫んでいる ありのままの自分でいたいと 努力なんて そう わかっているさ 崩れた毎日 求め続けた世界 ありのままの自分を あぁ もう すべてを 放り投げたら 表面なんて どうでも良くなって もう どうしょうもないんだ 諦めたから やめるのか 心の中は ズタズタさ 抜け出せない迷宮
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