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結菜は愛車で帰宅すれば自分の部屋へと入りベッドの上へ腰を下ろす
“どうしてやろうかな”
結菜の心は丸であの時のものへと変わっていた…
あの時とは…
両親の葬儀と姉の葬儀の時
あの時も結菜の心は醜く復讐する事で頭がいっぱいだった…
機密捜査官になる事で己の邪悪な心を封印し、男と一夜を共に過ごす事で邪気を無理矢理捩じ伏せていた
しかし、過去の事件に関係している俊也を目の当たりにし再び邪気が芽生えてしまったのである。
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