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「司令官は相手にしてない感じだけどね。毎年毎年となると何かちょっと切ないよね」
「一途に想われ続け相手にしない矢斗が不思議だわ。きっと一人の女に縛られるのが嫌なのね」
「え?一人の女に縛られたくない?それって…」
「えぇ。矢斗の事だからきっと女が沢山いるんでしょ」
「…結菜、何か勘違いしてるよ。司令官、女なんていないよ?」
「え?遊ぶ女の事よ?」
「うん。女の影すらないよ」
えっと…女が居ない?
あの矢斗が?
嘘、まさかそんな筈ないでしょ。いかにも女が沢山居そうな感じじゃない?
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