猛獣の裏の顔~矢斗Side~

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不満と言うより嫉妬にも見える 理由は分からないが、俺が女を連れて来た事に嫉妬してるのか コイツはなんて可愛い事しやがる。嫉妬に気付かず捻くれた事を口にする所がまた、不器用で可愛い 当の本人は気付いてないだろうがな 少しからかってやると再びリビングへと戻ると、女の酔いが少しずつ醒め始めてるのかソファーに座り部屋を見渡している 「酔い醒めたか?」 「…此処は矢斗さんの部屋?」 「あぁ。水飲むか?」 キッチンでコップ一杯の水を用意し、女へと渡した。
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