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「ごめんなさい。私、油断してた」
「謝る必要等ない」
矢斗は目の前まで来ると、膝上へ巻き付けられた爆弾を見つめる
いつ、起動するか分からない爆弾。起動してから爆発するまでの時間さえ分からない
いいえ、もしかしたらスイッチ押すと直ぐ爆発してしまう可能性だってある
「…矢斗、爆弾を何とかするよりもこのホテルにいる皆を避難させた方が良いと思う」
「…その必要はない。此処で爆弾処理する」
矢斗は立ち上がると無線マイクで他の隊員へ指示を出す。
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