龍side

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霧生....零....... 「なにたくらんでるんだ?」 「仁、来たんだ。別になにもたくらんでないよ」 なにも....ね… 船の上から霧生が来るかどうか確認した。霧生は馬鹿じゃない....ここにくる可能性は極めて低い。 けど、僕の予想では来ると思うけどと思っていると霧生の車がきた。 「仁、よろしく頼むよ」 「はいはい....協力するのはこれきりだからな」 「あんな事したのにまだ雪人くんをほっしているなんてね」 「龍....お前に言われたくないね」 僕がずっとほしかったものを霧生、君はわかってない。雪人くんは口実なんだよ。 霧生は部下を一人しか連れてきてなかった。真、一人か。 「≪ボス!≫」 「≪どうした?≫」 「≪霧生のマンションに雪人はいませんでした。≫」 こっちの考えは読まれてる!?まさかね....だったらこんな所にこないか。 「≪お前は引き続き雪人くんを探して≫」 さぁ、霧生零...ゲームの始まりだ。
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