零side

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薬を一粒飲むとしばらくしてから眠気がしてくる。 このままずっと寝てしまいたい。 目を開けると目の前にはなぜか雪人がいた。夢....なのか? 良い夢だ。僕は雪人の手を握り雪人の手の甲にキスをした。 「好きすぎて雪人を壊れないかといつも不安で仕方がない。僕のこの手は汚れている....」 たぶん泣いているだろう。夢の中なんだからこれだけは許してほしい。 本当は生身の雪人に触れたい。 「あの時は俺の知らない零さんを見て驚いて逃げてしまったけどこの手が汚れているとか嫌いになったりしてない。俺も零さんのことが好きです」 夢じゃないのか......?手を強く握るとぬくもりが感じられた。 「まさか本人だとはね...」 「零さん....俺は零さんのことを....」 僕は雪人を引き寄せてキスをした。何回も何回も....。 そして雪人を感じるために僕は雪人を抱いた。キスをしながら服を脱がしていき首、胸お腹とどんどん下にキスを落としていく。
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