零side

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雪人がシャワーを浴びているうちにスパイの情報を真に電話で聞くと2人のスパイが確定した。 「予想では龍刃会と梶原組のスパイだろう。あそこは僕を潰すのに手を組んだと耳にしている。そのまま見張らせろ」 《わかりました》 龍.....お前は消しておくべきだった。 neitoが持ってきた書類の中に手紙が混ざっていた。そこには龍よりもいやな奴からの手紙だった。 neitoのやつ....この差出人の時は燃やせといったはずなのに。取りあえず中身を読んでみると.....帰国するという内容だった。 こんな状況なのに.....タイミングの悪い奴だ!手紙を丸め燃やした。 そしてneitoに電話をした。 「月島を空港に向かわせろ。」 《はい。....霧生様が行かなくていいのですか?》 「僕が行く必要はない。」 嵐が去ったばかりなのに嵐が来るのか...。 「誰か来るのか?」 雪人が髪を拭きながら聞いてきた。 「腐れ縁がね…僕は会いたくないんだがね…」
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