零side

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そう言うと雪人は苦笑いをする。 僕はコーヒーを片手に書斎に行った。キャバクラ経営のことや武器や麻薬の密輸関係のことの仕事がたまっていた。 コーヒーを飲みながら仕事をしているとneitoから電話があった。 「何かあったのか?」 《先ほど電話がありまして霧生様のところに向かっているとの連絡がありました》 あぁ~だからいやなんだ。 「わかった。neitoはメールで資料を送るからキャバクラの方を頼む」 《わかりました》 電話を切ると直ぐにインターホンがなった。ついに来た......。 書斎を出ると雪人が玄関の方に向かっていこうとしていたので僕は雪人を止めて玄関に向かった。 鍵を開けるといきなり抱きしめられた。 「無視、辛い」 「ごめん....」 雪人の方を見ると驚いた表情の中にヤキモチをやいている表情が混ざっていた。 こういうのがあるから避けていたんだ。 「あの....零さんこの人は?」 僕が答えようとすると 「初めまして、零の恋人」と誤解をまねくようなことを言われてしまった。
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