第3話

零side

そしてそのまま出て行った。
車に乗りホテルに電話し部屋を取った。しばらくここに泊まってようと思う。ホテルに着くとneitoから電話があり電話にでると
《今どこにいるんですか？》
と聞いてきた。居場所を言うとしばらくしてneitoが来た。
来たのはneitoだけかと思ったら真も一緒だった。何かあったかを聞くと
「スパイが殺されていました」と言ってきた。龍が命令したのだろう。狸だからな…あいつは。
「それで？他にも言いたいことがあるんだろう？」
するとneitoが赤い封筒を渡してきた。一目で龍からだとわかった。
【霧生　零　様
豪華客船に招待します。】
とだけ書かれていた。何を企んでいる？
しかし、行ってみないとわからない。
「真、月島に連絡して雪人たちの護衛を頼め。neitoは僕の留守中のことを頼む。今回は真といく。」
「「わかりました」」
この手紙は仁にも送られているだろう。
出かける準備をしていると携帯がなる。雪人からの電話だった。