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「う~ん…少し違うかもね。私もあの人を操ってる気がしてたのかもしれない…」
「操る…ですか。晴美さんらしいですね」
「あら、えりさんだって似てるかもよ?」
「え~私はそんな感じじゃないと思うんですけど…」
「そうかしらね…榊にはそうじゃないかもしれないけれど…蒼先生の事はどうかしら?えりさん、彼に生活の面倒みて貰おうなんて思ってないんじゃない?」
一瞬言葉に詰まった…例えば榊と暮らすのならば、私は表面上であれ榊に頼った暮らしをするだろう。
それが蒼とならばどうだろうか…もしかすると、晴美さんが榊にしたように蒼を成功させる為に支えようとするだろう。
蒼に頼って生活をするイメージは持っていなかった。
「そうかもしれません…そんな風に考えた事なかった…」
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