第十五章

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「えぇっ?ハーバードって…今日一番驚いたかも知れません」 「だろうな、まあ気になるなら午後にでも本人から聞けよ。俺の新しい仕事もあいつの方が分かり易く説明するだろう」 「三浦さん、此処へ来るんですか?」 三浦が私達の関係をどこまで知っているのかもわからない、榊にそれを訊ねるのもどうかと思ってしまう。 そんな私の様子を見ながら榊は苦笑していた。 「俺たちの事か?まあ、気にするな別に悪いことしてるわけじゃない」 そう言われてもなんだか落ち着かないのは事実だった。
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