神武適合試験

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10分程経つと両手に刺さっていた針を抜きに研究員が来た 慎重に抜くと太った男性は声をかけてくる 「適合出来た様だな。まずは模擬試験…と言いたいが早速とある任に付いて貰う」 神武とやらの使い方とかないのか? まぁ自己修復機能だけなら俺は刀を振ってればいいだけなんだけど 「なぁに心配はいらん。今回は武器を使う様な仕事じゃない。詳細は移動中に聞くといい」 そう言って太った彼は部屋を出て行った 「では此方へ。移動にはヘリを使う予定だけど高いのは平気かな?」 高い所なんて行ったことない その意味も兼ねて俺は首を横に振った すると彼はまるで答えが分かってたかのように満足気に笑う 実に不愉快だ
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