神武適合試験

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「じゃあ気を付けて」 その言葉と共に最後までニヤニヤ笑う彼に殺意を覚えた 試し切りがてら切ってやろうと思ったが最後に言った言葉は一変して真面目な顔をしていた 「嘘か誠か…君がどちらを信じるかで全てが変わる」 嘘か誠か… 意味の理解が出来なかった 「高度1500メートルです」 考えを掻き消す様にパイロットは言って来た 「それではそろそろ今回の任務について説明します」 ヘリに乗った時から無言だった彼は口を開いた 「まずは自己紹介ですね。私の名はトースト。勿論ハンドルネームです。本名は何が起こるか分かりませんからね… さて…改めて今回の任務ですが つい先日、山口県にある第三支部で突如連絡が不可能になりました これについては既に偵察部隊が確認していて どうやら政府から強襲を受けた模様です 我々は第三支部内部の残された重要資料の回収及び支部の爆破が今回の任務です 何かお聞きしたい事はありますか?」 勿論ある
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