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4時間程歩いていると目の前に半壊したコンクリートの建物が見えて来た
壁や地面は抉れ至る所に壊れた銃器などが転がっている
彼らは銃を構えると付いて来るように俺に指示をして前を歩き始める
逆らう理由もない俺は取り敢えず付いて行く
鉄で出来た原形を留めていない門らしき鉄板の上を踏み歩く
ガラスも割れ今では意味もない扉を抜ける
すると彼は手で何か合図した
そして合図を理解出来た他の人は散り散りになる
彼は俺の方に来ると小声で言った
「ここからは各個で散策。目ぼしい物を発見し一定時間又は問題がある迄は探索続行。時間又は問題があったら無線でサイン出すからその時はこの建物から離れる事。分かりましたか?」
俺は頷き彼を指差す
「私ですか?私は爆破するので爆弾をし掛けます。ではお喋りはこの辺で」
そう言うと彼は足早に去って行った
(あっ…
敵の聞いてない…
逃げたらいいかな?)
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