プロローグ

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 テーブルの下を覗くと、デスクトップの本体が熱を持ち、ファンを加速させたような音が鳴っていた。 やだ……壊れてしまうなんて嫌よ……秋雄さんの大事な物なんだから。電源切ったほうが良いのかな――? テーブルに体を向き直し、マウスを掴むと、モニターからは小さな光が漏れていた。 ――なにこれ? しげしげと観察していると、その光はどんどんと巨大化し、あっという間に全身を包み込んだ。 「きゃあ!!!! なにこれ! 眩しい!」 強烈なフラッシュに目を瞑り、思わず両手で目隠しをした。 ――パソコンにあまり詳しくないし、どうしたらいいの!?
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