13人が本棚に入れています
本棚に追加
屋敷に戻るとアリスが驚いた顔をしていた。
「アリス、奈津美がいなくなったのは知っていたかい?」
「…いいえ。知りませんでした。」
すると琢磨は馬を叩くようなムチでアリスの背中を叩いた。
「お前は1日屋敷にいて何も気付かないというのか?」
《ピシッ》
何度も叩かれアリスの服が裂け白い肌が真っ赤に染まっている。
「やめて!もうやめて!この子は何も知らないわ!私が勝手にやったの!!」
奈津美はアリスを庇うように抱きしめた。
「ごめんなさい…。…お父…様。」
アリスはその場で気を失った。
最初のコメントを投稿しよう!