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次の日
琢磨は2人を乗せ車を走らせた。
二時間程走るとトイレに行きたくなった。
「あの…トイレに行きたい」
「もうすぐ峠の茶屋がある。そこに寄ろう。」
車が着くと奈津美は急いでトイレに向かった。
「ふぅ~間に合った。」
窓がないか確認した。
小さな窓が1つ。
…あれじゃあ、無理だな。
トイレから出ると琢磨とアリスが車にいるのがわかる。
…もしかして今なら…
奈津美は茶屋のお婆さんに
「あの…!」
言いかけると突然身体中に電流が走った。
床に座り込むとお婆さんが驚いて
「大丈夫かい?どうしたの?」
「け…け…けい…」
思うように話せない。
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