夜空

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山瀬は慌てる事なく立ち上がった。 「お母さんですか? うちの娘と同じ位なのでつい声をかけてしまいました。」 「そうですか。 さくら、ブランコ乗りに行くよ。」 女はさくらの手を引っ張り連れて行った。 「へぇ~なんか訳ありだね。楽しくなってきた。」 山瀬の口元がゆるんだ。
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