第1話

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「流石に初日から突っ込むのはないだろ。」 俺の頭をポンと叩いて、来栖は下駄箱に向かっていった。 そうだよなー。いくら来栖でも、そんな早くにしないよなー。 ほっとしたような、がっかりしたような微妙な気持ちで、俺は来栖と一緒に来栖のアパートに向かった。 来栖のアパートは、2年前に造られたばかりでキレイだった。 「お茶入れるから、座ってて。」 「うん。」 辺りをぐるっと見渡す。 1LDK。 どうやら、一人暮らしらしい。 「どうぞ。」とテーブルにお茶を置いた来栖が「ところで。」聞いてきた。 「三上は、なんで俺に告白したの?」 「へ?」
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