第1話

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来栖がゆっくりと俺から離れる。 「……………来栖、は?」 「ん?」 「俺のこと抱きしめて、俺にキスして。 大丈夫なんか?」 俺の言葉に、来栖が微笑む。 「大丈夫、だな。俺、三上なら最後までやれそうだ。」 「えっ、────あっ!」 ど、どこ触ってんだよ! そこ、俺の………………!! 「く、来栖っ!」 「んー?」 「最後までって………!まさかっ。」 「途中まで、な?」 「えぇー…………。」 そんな急展開!! 心の準備が……………っ! 「みーかみ。舌、出して。」
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