4人が本棚に入れています
本棚に追加
「…ここは?」
マンションの一室に来た山瀬は真美に聞いた。
「あっ私の部屋です…。
ここしか思いつかなくて。元々、姉が用意してくれた物ですけどね。」
…ヤバいな…
…いや、逆に奴等は手が出せないか?
衰弱している山瀬をソファーに寝かせた。
「伊藤さん…
どうして追われてるんですか…?
どうしてか話してくれませんか?
私で良ければ力になりたいです。」
…君の姉さんの事を調べたからだよって言えたらどんな顔をするだろうか。
「話すと君にまで何かあった大変だから。
…明日には出て行くよ。」
真美は悲しそうな顔をしてキッチンに向かった。
最初のコメントを投稿しよう!