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着いたのは自分には縁のない高級料亭だった。
案内され部屋に通される。部屋には姉、真央と金ヶ崎がいた。
「遅くなりました。」
姉の隣に座った。
真美は金ヶ崎が苦手だった。
いつも自分を見る視線に寒気を感じていた。
もちろん姉が世話になっているのを知っていたから邪険にもできなかった。
「まぁ、こっちに来なさい。酌でも頼もうか。」
「お酌なら私が。妹は慣れてませんから。」
真央が立ち上がり金ヶ崎の隣に座った。
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