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「ぐぁぁぁぁあっ」
男の太ももにナイフが刺さる。
その男を押し退けて山瀬は部屋から飛び出した。
エレベーターに飛び乗り追ってくる男達からなんとか逃げ延びた。
「ここはどこなんだ…?」
―1F―
辺りは真っ暗で遠くの部屋の扉から微かに明かりが漏れていた。
明かりの方へ慎重に向かい扉を開いた。
眩し光が山瀬の目にささる。
ゆっくりと目を開けた。
「…ここは…病院…?」
山瀬が出てきた扉には『倉庫 関係者以外立ち入り禁止』と書かれていた。
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