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…山瀬が生きていた!! 山瀬が生きていた!! ただそれだけで有馬は嬉しかった。 ゆきのは警視庁を出た。 「やっぱり私には都会が合わないなっ。 早く帰ろう。」 有馬はロビーを抜け外に出た。 左右を見渡した。 多数の人達が行き来している。 「どこに…」 ゆきのの後ろ姿に気付かないまま有馬は中に戻って行った。
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