一筋の涙 第16話

隠された真実2

某リビング

慣れた手つきでフォークで肉を口に運ぶ。

｢う～ん。
この肉は固いな。…不味い。｣

口元をゆっくりと拭く。

｢やっぱり若いメスや子供の肉がうまいな。
この前、解体したメスは絶品だったなぁ。｣

食べかけのお皿を手にキッチンへ行きゴミ箱に放り投げた。