第2話

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学校にも数人の救われない魂がいる。 何人かは成仏させたけど、まだ居る。 今日も頑張りますか。 昼休みなどを使って、あの世に送った。 慣れた作業だから疲れもない。 最初は力の入れ具合が解らなくて、 体力を消耗させてたが、今はわりと容易い。 帰り道昨日と同じ場所でまた老人にあった。 老人「気をつけろと警告したはずじゃ。」 俺「あなたは何者ですか?」 老人「いいか?あ奴とは関わってはならん。」 俺「あ奴って誰ですか?」 老人「お前さん、会ったじゃろ?」 俺「昨日の霊の事ですか?」 老人「そうじゃ、気を抜いたら乗っ取られてしまうぞ?」 俺「大丈夫ですよ。俺には強い守護霊がついてますから。」 老人「甘い感情でいたら、いかんぞ。」 そう言ってまた去って行ってしまった。
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