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俺は帰り道ずっと考えてた。
あの老人は生きてる人間か?
それとも死人か・・?
昨日の霊を知ってる素振りだったが、
何で知ってるんだ?
そうこう考えてるうちに家に着いてしまった。
今日も部屋はあらされてるんだろうか?
恐る恐る入ってみたが、普通だ。
今日は居ないのか?
「フッフ、待っておったゾ!お前ノ、魂!ヨコセ!」
俺「そうそう渡せるものじゃないなぁ!」
「生意気ナ、若造ダナ!」
俺「ここから出てってもらおうか?」
俺は神経を集中させて除霊の態勢に入った。
「だめじゃ!やめておけ!」
ん?桜?!
「ドウシタ?ソッチから来ないナラ、コッチから行くゾ!」
な!何だよこの力は?!
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