第2話

6/10
前へ
/48ページ
次へ
俺は帰り道ずっと考えてた。 あの老人は生きてる人間か? それとも死人か・・? 昨日の霊を知ってる素振りだったが、 何で知ってるんだ? そうこう考えてるうちに家に着いてしまった。 今日も部屋はあらされてるんだろうか? 恐る恐る入ってみたが、普通だ。 今日は居ないのか? 「フッフ、待っておったゾ!お前ノ、魂!ヨコセ!」 俺「そうそう渡せるものじゃないなぁ!」 「生意気ナ、若造ダナ!」 俺「ここから出てってもらおうか?」 俺は神経を集中させて除霊の態勢に入った。 「だめじゃ!やめておけ!」 ん?桜?! 「ドウシタ?ソッチから来ないナラ、コッチから行くゾ!」 な!何だよこの力は?!
/48ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加