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創と私の体温が馴染んだころ、やっと私は顔を上げた。
優しく見つめてくれる創に、きゅっと唇を噛む。
ふっと笑った創の手が、私の顎を捕らえて唇を開かせた。
柔らかく重なる。
角度を変えてもう一度。
創の唇の隙間から、ちらりと舌が見えた。
ぺろりと下唇を舐められる。
ぞくりと身体が震えた。
きゅっと手に力が入り、それに気づいた創がぐっと抱き締める腕に力をこめた。
顎が上がる。
その瞬間、食らい尽くすように唇が塞がれた。
後頭部が創の手に支えられ、さらに密着する。
舌を絡め取られ、強く、弱く緩急をつけた愛撫に息があがった。
「－－っ」
声にならない声が漏れる。
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