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次の日、私たちは昼までそれぞれに仕事をこなした。 私の実家は、車だと一時間ほどで着く郊外にある。 創が仕事を片づけて寝室に入って行ったのを見て、私も出かける用意をし始めた。 寝室から出てきた創は、いつもの仕事仕様の創より、はるかにこなれてて格好いい。 ぼーっと見惚れていると、創がだんだん近づいてきた。 「ちぃ?変か?」 少し小首を傾げながら言う創に、私はぶんぶんと首を横に振った。 「…か、…格好いい…」 まともに目が合わせられなくて、顔を真っ赤にして俯きがちにそう言った。 私、面食いじゃなかったはずなのに、何で創にだけはこんなになっちゃうんだろう?
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