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恭ちゃんにしがみついて激しいキスに応えていたら、一瞬少しだけ唇が離れた。
その隙に目を開けて息を整えると…唇が微かに触れている距離で私のことを愛しそうに見つめる眼差し。
「……一緒に暮らそうか」
「…え?」
「…最近ずっと考えてたんだ。…一緒に住んだらいつだって渚の顔が見れるし…仕事でお互い忙しいときだって家に帰れば会える。…俺はずっと渚と一緒にいたいんだけど。…ダメ?」
…そんな甘えるような言い方…ずるいよ…
私だって…同じ気持ちだもん…断る理由がない。
「…私…寝起き悪いよ…朝のお風呂も時間長いし…家で曲作ったりするからうるさいかもしれないよ…」
「そんなの気にしないよ。…毎日お前の顔が見れるなら何だっていい」
「…よろしく…お願いします」
…嬉しくて自分から触れるだけのキスをしたら…すぐに倍以上濃厚なキスが返ってきた。
…これから毎日恭ちゃんに会えるなら。
…多分毎日が忘れられない1日になる。
…ううん、多分じゃなくて、絶対。
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